2009年3月9日(月)晴れ


いよいよ通院初日。
ドキドキしながら歯医者へ向かう。
待合室で問診表を記入。
前回の治療はいつですか?という問いに、
正直に20年前と書いていいものかどうか迷ったが、
ここで見栄をを張って3年前とか書いたところで意味が無いので、正直に20年前と記載。
治療方針については、何パターンかあった。
・なるべく保険を使う治療
・保険を使いつつ最新治療
・最新治療(保険が利かないインプラント治療)
などなど。
インプラントは魅力的だが、まだまだ日本の歯科業界でインプラントは高い。
いつか宝くじが当たればインプラントにするんだけどなぁ〜
最近はどの歯科HPを見てもインプラントをアピールしているが、
患者はもちろん歯医者にとっても大きなメリットがあるんでしょうね。
貧乏人の私はもちろん保険の利く治療でお願いした。



予約している時間が来てもなかなか呼ばれない。
時間が過ぎれば過ぎるほど、やっぱり帰りたい気持ちで一杯になるが、
10分過ぎてついに時は来た。
診察台に向かう距離が妙に長く感じる。
ふと他人の治療を見ると、自分は果たしてどんな治療を受けるのか余計と不安になる。
だから病院によっては完全個室の治療部屋もあるようだ。
ただ患者と先生の会話のやり取りも聞こえて、時より笑いが起きたりしていた。
ここの大先生はどうもユニークな先生のようでちょっと安心。

診察台に座ってしばらくすると衛生士さんが登場。
歯医者に訪れるのは20年ぶりなんですね♪と言われたが、
これは果たしてどういう意味合いがあるのだろうか・・・

よくもまぁ20年もほったらかしにしやがって〜!(怒)

なのか、それとも

20年も大変でしたね。その勇気に拍手!(涙々)

相手の心境を考えているうちに早速レントゲンで現状をチェック。
今の歯医者は殆どデジタルレントゲンのようでPCで管理も出来るようだ。
いや〜時代ですな。
結果、右上にC3、右下にC1、そして20年近く戦ってきた左上のC4の3箇所。
治療方針を相談して、まず痛みの激しい右上のC3から治療に取りかかることにした。

それでは早速治療します!
神経抜きますから麻酔しますね〜

えぇ〜マジっすか〜!?
まだ心の準備が出来て無いんですけど・・・
最近の麻酔は痛くないっていうけど、本当に痛くない。
大体、虫歯の痛さに比べると、麻酔の痛さに怖がっている場合ではない。
キュイーンという得体の知れない器具で歯を削っていく。
よく、出来るだけ削らない治療を心がけているとかいうけど、
C3まで進行が進めば、そういうレベルでは無いのかもしれない。
時々、神経を抜く時に、ウォッというような痛さがあるが、
もうここまで来れば我慢の他、自分自身に渇を入れて気合で乗り切るしかない。
痛い時は、右手を上げてくださいね!と言ってくれるけど、
大の男がイチイチ手を上げるのも恥ずかしいものである。

先生の治療は意外にも早く終わり、衛生士さんが治療跡を被せものをして今日の治療は終了。
30分以上は硬いものなど食べないでくださいね!
とりあえず20年以上のトラウマを克服したことと精神的に力尽きてご飯を食べる気分ではなかった。
次回は引き続き神経を抜く治療。
私の歯医者通いの旅は始まったばかりだ。



本日のおさらい

・なんだかんだ言ってもやっぱり歯の治療は痛い。
 でも、思ったほど痛さは無い。

・麻酔は怖くない!

・勇気を持って歯医者さんに行くべし!

・治療費:4650円(初診は大概高い)
・治療時間40分

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